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【外壁】ひび割れを放置するとどうなる?
2023.12.01
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熊本市、宇城市、宇土市、八代市のみなさまこんにちは♪
プロタイムズ宇土富合店(株)川本塗装です🤗
外壁のひび割れが起きる主な原因は以下の4つです。
①乾燥クラック
②構造クラック
③縁切れクラック
④ヘアクラック
①乾燥クラック
乾燥クラックとは、壁材を水で混ぜて作り塗装していく「湿式工法」を用いた時に多く発生するひび割れです。
これは、乾燥過程で壁材の水分が蒸発することで乾燥収縮が発生し、ひび割れが起きます。多くは湿式工法を用いたモルタルで起きるひび割れです。
ただし、乾燥クラックは表面上だけ現れるひび割れで、完全に乾燥すればそれ以上広がることはありません。もし、モルタルなど湿式工法を使った塗装は乾燥クラックが生じる場合があるので、注意しましょう。
②構造クラック
ひび割れの原因に、構造クラックというひび割れがあります。これは、建物の構造に大きな力が加わるため、ひび割れが発生します。
大きな力とは、欠落、不同沈下(家が均等ではなく斜めに傾くこと)、地震といった力です。
また、構造クラックはひびの幅が広く、深さもあります。非常に危険なひび割れで、最悪、倒壊の危険性もあるため、建物の補強を行うなど対策が必要です。
③縁切れクラック
縁切れクラックとは、後に塗った箇所と前に塗った箇所の継ぎ目にひび割れが発生します。なぜ継ぎ目にひび割れが起きるのかというと、新旧の塗装の乾燥具合が違うからです。
乾燥具合が違うため、塗装の収縮に差が生じてしまい、ひび割れが発生してしまいます。もし継ぎ目がある場合、縁切れクラックが発生する可能性があるため、注意しましょう。
④ヘアクラック
ヘアクラックとは、塗膜の表面に、髪の毛のような細くて短いひび割れのことです。これは、経年劣化や施工不良などの理由から生じます。ただし、これまで解説したひび割れの中で緊急性の低い点が特徴です。
このようなひび割れは危険
外壁の下地(合板、ラス網、防水紙、構造材など)まで到達するひび割れに注意しましょう。なぜなら、ひび割れから雨水が浸入して、建物の構造部材を劣化させてしまうからです。
雨水が外壁を通り越して柱や梁に到達すれば、建物の内部から腐食する原因になります。建物を守るためにも、下地まで到達するひび割れがあれば早急に対策を取りましょう。
補修が必要なひび割れの判別方法
補修が必要なひび割れの判別方法は以下の『ひび割れの幅』を目安にするとよいでしょう。
0.3mm未満 | 雨水の侵入する可能性はゼロではないものの、緊急性はありません。 |
0.3mm以上 | ひび割れの応急処置を検討しましょう。 |
2mm以上 | 雨水が侵入する可能性が高いので、放置しておくと危険。 |
このように『ひび割れ』には種類があります。0.3mm以上のひび割れを見つけたら専門業者に見てもらうのが一番よいでしょう。
熊本の塗装会社なら川本塗装まで!
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プロタイムズ宇土富合店(株)川本塗装
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TEL 096-288-2371
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