スタッフブログ
熊本市で外壁塗装の塗料や工法の種類は? 施工事例もあわせて解説
2025.01.20
スタッフブログ
こんにちは。プロタイムズ宇土富合店・㈱川本塗装です。
私たちは、熊本市・宇城市・宇土市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。
外壁塗装を検討している方は、どういった塗料があるのか、その特徴や費用を事前に知りたいものでしょうまた予算内で収めたい、光沢のある仕上がりにしたい、長持ちする塗料を希望、などそれぞれに要望があるはずです。
この記事では、外壁塗装のプロがその要望や理想に合った塗料と工法について説明していきます。
この記事を見ることで、
- 塗料の種類と特徴
- 塗料の機能性別のメリットとデメリット
- 工法の種類と特徴
が分かるようになります。
外壁塗装のプロである私たちが解説します今、外壁塗装を検討している方はぜひご覧ください。
外壁塗装の塗料の種類・機能
外壁塗装の塗料にはいくつか種類があり、それぞれに耐用年数や仕上がりなどの特徴があります。
アクリル
主成分がアクリル樹脂の塗料で、仕上がりの発色がよくカラーバリエーションも豊富。安価である点も含め人気でしたが、現在はあまり使われていません。
耐用年数は3~5年、透湿性があり水蒸気を溜めにくい機能を持っています。
ウレタン
ポリウレタンを主成分とする塗料で、近年はアクリルウレタン樹脂塗料が主流です。
光沢に優れ、高級感ある仕上がりになるのが特徴で、新築当時の輝きを取り戻せます。
密着性と柔軟性に富むため、ひび割れがおこりやすいモルタルなどの外壁におすすめです。
耐用年数は6~8年、費用も比較的安く抑えられます。
シリコン樹脂
主成分はシリコン系・アクリルシリコン系の合成樹脂で、防カビや防藻性が高いのが特徴です。
また建物内部の結露防止の効果もあり、結露対策として使用する人も多い塗料です。
仕上がりは光沢があり、汚れがつきにくくツヤが長持ちし、耐用年数も10~12年と長いため、価格は少し高くなりますがコストパフォーマンスには優れています。
ピュアアクリル
ピュアアクリル塗料は、アクリルの性能を最大限に引き出した「ピュアアクリル樹脂」を使用した塗料です。
「アクリル樹脂」といわれる本来対候性が低いものに「シリコン」や「フッ素」などを組み合わせて性能を向上させているため、アクリル本来の性能以上に対候性を持っています。そのため、ピュアアクリル塗料は、フッ素塗料に匹敵する約15年の耐用年数を持ち、費用も比較的安価に塗装することが可能です。
フッ素
断熱性・遮熱性が高く、防カビ性や防藻性にも優れているうえ耐用年数も12~15年と長く、価格は比較的高くなりますが、トータル面でとらえると経済的といえます。
しかし、価格が高いがために、住宅全体に使う例はほぼなく、屋根など部分的に使うのが一般的です。
無機
主成分はセラミックやケイ素などの無機物で、耐久年数は15年以上と他の塗料よりも長いのが特徴です。無機物は炭素を含まない素材のため、不燃性が高く、火災の際の二次被害を防ぐ効果もあります。
価格は他の塗料に比べ割高となりますが、耐久年数や仕上がりの良さなどを考慮すれば、コストパフォーマンスは悪いとはいえません。
耐用年数について詳しくはこちらでも解説しています。
関連記事 ▶プロタイムズ宇土富合店|ブログ『外壁塗装は何年持つの?具体的な耐用年数と熊本市で外壁塗装を長持ちさせるコツを解説』
【ケース別】おすすめの塗料はこれ!
外壁塗装にどの塗料を使うのか迷ったときは、費用や耐久性、機能性の面から候補を絞っていくと選びやすくなります。
費用で選ぶなら
とにかく費用を安く抑えたい人はウレタン系・アクリル系がおすすめです。
アクリル塗料
メリット
外壁塗装の塗料のなかではもっとも安価なもので、透湿性を持つため外壁以外にも内装用の塗装剤にも使われます。
デメリット
耐久性が低いため、塗り替えの頻度が高くなる点です。足場の設置代や人件費、塗り替え周期など全体的な費用でとらえると、コストが高くつくケースもあります。
◎こんな人におすすめ
塗り替えを楽しみたい人や、取り急ぎ費用を最低限に外観を改善したい人向けです。
ウレタン塗料
メリット
塗料の材料費・施工費が比較的安価。
デメリット
耐用年数が10年にも満たないため、短期間で塗り替えをする必要が出てきます。
◎こんな人におすすめ
外壁塗装に費用をあまりかけたくない人や、アパート経営者、また飲食店の外壁にもおすすめです。
耐久性で選ぶなら
こまめに塗装するのではなく、一度塗ったら長期間維持できる塗料を求めている人には、フッ素塗料やピュアアクリル塗料、シリコン塗料があります。
シリコン塗料
メリット
耐用年数が10年以上と長く、費用対効果が高いのがメリットです。 防汚性、耐候性ともに高く機能的にバランスが取れた塗料です。
デメリット
フッ素塗料より耐用年数は短く、塗膜が硬い分、ひび割れの心配もあります。
◎こんな人におすすめ
コストパフォーマンスを重視する人、カラーバリエーションを求める人、ツヤのある仕上がりにしたい人。
ピュアアクリル塗料
メリット
費用のわりに、期待耐用年数が長い(10~15年)
デメリット
選ぶ塗料によっては、弾性が強く汚れが付きやすいことも
◎こんな人におすすめ
コストパフォーマンスを重視しつつ、長持ちさせたい。
フッ素塗料
メリット
10年以上と高い耐久性、熱や水濡れにも強い耐候性をあわせ持つ塗料です。防汚性もあり、きれいな状態を長く維持できます。
デメリット
耐用年数が長く、トータルコストとしてみれば高い感覚はありませんが、一度の施工費でまとまった金額が必要です。
◎こんな人におすすめ
ツヤのある仕上がりにしたい人、長期的に美観を維持したい人、またランニングコストを抑えたい人におすすめです。
機能性で選ぶなら
機能性にはおもに遮熱性能と低汚染性能、光触媒性能があり、それぞれに期待できる効果が違います。
遮熱性能
メリット
太陽の光を反射させる機能を持ち、蓄熱を防ぎ、室内の温度が上昇するのを防ぐ効果があります。
デメリット
カラーバリエーションが少なく、好みの色が使えないケースがあります。 遮熱効果がある一方で、室内の熱を閉じ込める効果は低く、冬季の保温性の効果は期待できません。
◎こんな人におすすめ
夏の気温が著しく高い地域の人や、エアコンの電気代を抑えたい人。
低汚染性能
メリット
汚れが付着しても塗膜と汚れの間に雨水が流れ込んで汚れを洗い流してくれます。 雨だれの付着も抑え、長期間にわたって美観が維持できます。
デメリット
基本的にデメリットはなく、強いてあげればひび割れが起こりやすい点です。
◎こんな人におすすめ
新築時の輝きを維持したい人、ホワイト系で塗り替えをしたい人、雨の多い地域・森や池のそばなど湿気の多い地域にお住まいの人。
光触媒性能
メリット
紫外線を浴びると塗膜が汚れを分解し、その後雨水で洗い流すセルフクリーニング効果を持っています。
デメリット
塗料の価格が高いため、工費も高くなりがちです。 砂やサビなどの汚れには十分な効果が期待できない可能性があります。 日中に紫外線が当たらない環境にある家は、効果が限定的になります。
◎こんな人におすすめ
メンテナンスに手間をかけたくない人。 日当たりのよい立地に建物がある人。
塗料選びについて相談したい方はお気軽にお問い合わせください。
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外壁塗装のデザイン・工法の種類
外壁塗装の塗り方にはいくつかの方法があり、プロタイムズでも物件やオーナー様の希望により、工法を変えて対処しています。
塗り方により外観のイメージやデザインも変わるため、プロタイムズではワンランク上のデザイン塗装を提案しています。
マルチカラー工法
タイル風のサイディングの目地とトップを2色・3色で塗り分ける工法です。専用のローラーによる塗装で、高い技術が必要となります。
引用:プロタイムズ 『外壁塗装のデザインルネサンス Rembrandt レンブラント』
グラナート工法
クリア塗料に特殊な骨材(砂)を混ぜ合わせた吹き付け塗装で、表面に独特の凹凸ができ、天然石調の立体感と深みのある風合いとなるのが特徴です。
引用:プロタイムズ 『外壁塗装のデザインルネサンス Rembrandt レンブラント』
デザインシート工法
色合いよりも絵柄で特徴を出す工法です。特殊な塗装フィルム(デザインシート)を外壁に貼り付け、個性を出します。
建物のイメージやオーナー様の好みに合ったデザインが実現できます。
引用:プロタイムズ 『外壁塗装のデザインルネサンス Rembrandt レンブラント』
施工事例で仕上がりをチェック!
塗料と工法との組み合わせを、当店の施工事例で見ていきましょう。
無機フッ素塗料×マルチカラー工法
耐用年数の長い無機フッ素塗料で、多色仕上げにしたサイディングは、デザイン性と高級感があいまって、新築として生まれ変わったかのようです。
施工事例|熊本市中央区 O様邸 外壁塗装
シリコン塗料×ツートーン
シリコン塗料が持つ発色のよさが際立つ仕上がりです。ツートーンならではのコントラストが引き立っています。
施工事例|熊本市 M様邸 外壁・屋根塗装
実際に工事を行なったお客様の声
お客様より、職人の仕事が迅速かつ丁寧との評価をいただきました。また、担当者の誠実な対応にも高評価を得ています。
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▼その他の施工事例はこちらもご覧ください。
熊本市の外壁塗装はプロタイムズ宇土富合店・㈱川本塗装へ
外壁は経年により少しずつ変化が生じるもので、そのときの状態に合ったプランを選ぶのが重要です。
当店は豊富な実績と経験により、最適なプランをご提供いたします。疑問点や不安なことがありましたら、遠慮なくお尋ねください。イメージを伝えやすくするために、希望の外壁塗装に近い画像や雑誌などを用意していただくのもおすすめです。
外壁・屋根塗装や塗料の選び方についてのご相談はプロタイムズ宇土富合店・㈱川本塗装にお気軽にお問い合わせください。
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