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【外壁の種類】窯業系サイディング
2023.08.18
スタッフブログ
熊本市、宇城市、宇土市、八代市の皆様こんにちは♪
プロタイムズ宇土富合店(株)川本塗装です✨
皆様はご自身がお住まいの外壁の種類や特徴はご存知でしょうか?
意外と「特徴まで知らない」と言う方も多いです。そこで、外壁の種類別に特徴やメリットデメリットをお話していこうと思います🙌
外壁の種類は主に下記の7種類です!
①窯業系サイディング
⑤モルタル
⑥タイル
⑦ALC
※一般的に「サイディング」とはサイディングボードと呼ばれる外壁材を外壁に張り合わせる工法です。
今回はシェアNo.1/総合力No.1の①窯業系サイディングについてご説明していきたいと思います。
窯業系サイディングとは
窯業系サイディングは、セメント質と繊維質などの原料を板状に形成したもので、近年の住宅でもっとも多く使用されており、70~80%のシェアを誇ります。
コスト・機能性・デザイン性など、他の外壁材と比較しても総合的に優れていて、色柄も豊富、施工も比較的容易なのが人気の理由です。
窯業系サイディングのメリット
①初期費用が抑えられる
窯業系サイディングのメリットとして、他のサイディング材と比較すると初期費用が安く抑えられます。
費用が安いことの理由として、『ボード自体は工場で大量生産されていること』『施工が簡単であるため人件費が抑えられる』ためです。
②耐火性に優れている
窯業系サイディングは、防火外壁材と言われるほど耐火性に優れています。住宅がどの程度火に強いかを示す「耐火等級」で、火災による火熱を遮る時間の長さが45分~60分といった3~4級の窯業系サイディング製品が多く流通しています。
③デザイン・カラーバリエーションが豊富
窯業系サイディングはデザインの自由度が高いです。
洋風、和風、モダンなどのテイストはもちろん、木目調、レンガ調、石柄、タイル柄、ストライプ柄などデザインバリエーションから選べるため人気があります。
④施工が簡単
メーカーで生産されたサイディングボードという板を外壁の大きさにカットして貼り付けていく施工方法なので、塗り壁と比べてほとんど職人の技術力に頼ることなく施工できるのが特徴です。
窯業系サイディングのデメリット
①メンテナンス頻度が多い
窯業系サイディングは外壁材の中でもこまめにメンテナンスや塗装が必要な外壁材です。 一般的な窯業系サイディングの商品であれば10年に1度は塗装が必要になってきます。
②熱を溜めやすい
窯業系サイディングは蓄熱性があるので、熱を持ちやすい外壁材です。夏場だと外壁が熱を持ち、室内にまで影響するので室温調整にエアコンを使う頻度が多くなってします。
これを防ぐため、遮熱・断熱効果のある塗料を使用するお宅も最近増えています。
③本物の質感には劣る
窯業系サイディングはさまざまなデザインバリエーションに対応できるものの、素材は本物ではありません。 例えばタイル調やレンガ調といったデザインはありますが、本物のタイル、レンガと比べると質感は負けてしまいます。
メンテナンスのサイン
サイディングには継ぎ目があるので、継ぎ目に使用するコーキング材の経年劣化が欠点です。サイディングの塗膜に劣化がなくても、コーキングに劣化が見られたら改修が必要になります。
コーキング材が劣化する特徴として、「剥離していないか・変色または褪色していないか・表面がひび割れしていないか・チョーキングしていないか」などの症状を見逃さないことが大切です。
次回は②金属系サイディングについてご説明していこうと思います!
屋根・外壁で気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください♪
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プロタイムズ宇土富合店(株)川本塗装
熊本県熊本市南区富合町志々水85-1
TEL 096-288-2371
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