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【外壁の種類】モルタル
2023.08.29
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熊本市、宇城市、宇土市、八代市のみなさまこんにちは!
プロタイムズ宇土富合店(株)川本塗装です🤗
今回はモルタルのメリットデメリットについてご説明していきたいと思います。
外壁の種類は主に下記の7種類です!
⑤モルタル
⑥タイル
⑦ALC
※一般的に「サイディング」とはサイディングボードと呼ばれる外壁材を外壁に張り合わせる工法です。
※既に投稿済みの種類はクリックすると見れます。
モルタルとは
モルタルとは、『セメントに砂と水を加えたもの』です。セメントと比べると強度が少し劣りますが柔軟性は高く、耐火性もあります。
セメントと砂を混ぜ合わせるというとコンクリートと混同してしまいそうですが、コンクリートは『セメント、砂と一緒に砂利を混ぜて強度を高めたもの』です。
モルタルのメリット
①耐久性に優れている
モルタルはサイディングと比べ、頑丈で耐久性の高い素材です。
モルタル壁はメンテナンスが大切なので、面倒だという人もいます。しかしこのメンテナンスさえ怠らなければ、半永久的に使えるのがモルタル壁の大きなメリットです。サイディング壁のように継ぎ目部分がないため、そこから劣化することもありません。
②防火性が高い
防火性が高いのもモルタル壁のメリットです。モルタルはセメントと砂を混ぜ合わせたものですから不燃性が高く、火事でも延焼しにくいことが実証されています。
実際に木造家屋が主流だった日本に戦後モルタル壁が普及したのは、この耐火性が大きかったからだと言われています。
③コーキングの必要がない
サイディングと違い、モルタルの壁には継ぎ目がないため、コーキングの必要がありません。
コーキングによって見た目が損なわれることもなく、また、5年に1度を目安としたコーキングのメンテナンスが不要になり、手間が省けます。
モルタルのデメリット
①ひび割れが発生しやすい
ひび割れしやすいのがモルタル壁のデメリット。ヘアクラックという細いひび割れから始まり、だんだん大きく深くなっていきます。モルタル壁は防火性が高いわりに防水性が低いので、モルタル壁のひびには注意しなければいけません。
『ヘアクラック』という髪の毛のように細いひびなら見た目以外の問題はありません。
しかしひびが深くなるとそこから水が侵食し、腐食やカビの原因になります。そのために再塗装やフィラーの埋め込みなど、モルタル壁にはメンテナンスが欠かせないのです。
②既存外壁をモルタルに変更することが困難
モルタル壁は下地部分の処理が難しく、一般的に既存の外壁をモルタル壁に変更することはとても困難です。そのためモルタル壁にする場合は、基本的に新築時にしか適応されません。
このようにモルタル壁は定期点検・メンテナンスをきちんとしていれば耐久性が高く半永久的といえます。しかしメンテナンスを怠ると他の外壁同様、劣化していきます。
モルタル壁の洗浄は1年に一度を目安に行いうとよいです。外壁についた埃や汚れを洗い流しましょう。ご自身で洗浄する場合、カビや藻がついている場合はハイターやカビキラーなどを使うとよいでしょう。心配な方は弊社へご連絡ください!
ここまで見ていただいてありがとうございます。
次回は⑥タイルについてご説明していきたいと思います。
屋根・外壁で気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください♪
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プロタイムズ宇土富合店(株)川本塗装
熊本県熊本市南区富合町志々水85-1
TEL 096-288-2371
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