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【外壁の種類】ALC
2023.09.04
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熊本市、宇城市、宇土市、八代市の皆様こんにちは♪
プロタイムズ宇土富合店(株)川本塗装です🤗
今回はALCのメリットデメリットについてご説明していきたいと思います🏠✨
外壁の種類は主に下記の7種類です!
⑤モルタル
⑥タイル
⑦ALC
※一般的に「サイディング」とはサイディングボードと呼ばれる外壁材を外壁に張り合わせる工法です。
※既に投稿済みの種類はクリックすると見れます。
ALCとは
ALCとは、ケイ酸質、石灰質、アルミニウム粉末を主原料とし、高温高圧で蒸気養生された軽量気泡コンクリートパネルのことです。
ALCのメリット
①耐久性が高い
ALC外壁は、木繊維やパルプ材といった有機物が含まれておらず、熱や乾燥に強い特性があります。
そのため、一般的なコンクリートのようにひび割れや反りが起こりにくく、経年劣化の心配がいりません。高層ビルなどへの使用実績も多く、50年以上使用できると言われるほどの建材ですから、耐久性が高いことが分かります。
②断熱性が高い
ALC外壁は室内の温度を一定に保つ断熱性があり、熱伝導率は一般的なコンクリートの10%です。
室内にある空気中の水分量をコントロールして、湿気や結露の発生を抑えるため、季節を問わず快適に過ごすことが可能です。
夏は涼しく冬は暖かいので、エアコンや暖房器具などの光熱費の節約にもつながります。
③遮音性が高い
ALC外壁の無数の気泡と厚みが音を吸収し、防音効果があります。防壁材として新幹線のホームや自動車、電車などの騒音対策にも採用されています。
③自然災害に強い
ALC外壁の重量は、一般的なコンクリートの約1/4と軽量です。建物へかかる負担が小さいため、安全面で期待ができる建材です。
④防耐火性に優れている
ALC外壁は珪石、セメント、生石灰などが主な原料です。これらは無機質のため炎や熱に強く、燃えにくい性質があります。近隣に燃え移るリスクを軽減し、炎の広がりを抑制する効果が期待できます。
ALCのデメリット
①吸水性が高いため防水塗装が必要
ALC外壁の主原料はセメントであり、穴が無数にあいた多孔構造なので防水性がありません。
スポンジのように水を吸収するため、気泡内に水が入ると膨張し、ひび割れなどを起こします。特に寒冷地などでは、吸水した水が凍り、剥がれ落ちてしまうこともあります。
防水処理をしっかり施し、防水性の高い塗料を使用することでデメリットを補うことができます。
②パネル同士のつなぎ目が多い
ALC外壁パネルは塗り壁とは違って、建物に取り付けていく外壁材で、他の外壁材より小さめに規格されています。そのため、他の外壁材よりつなぎ目が多くなります。
また、パネル同士をつなぐために使用されるシーリング材は、経年劣化によって隙間を発生させます。この隙間から水が浸透するため、つなぎ目が多ければ多いほど浸透リスクが高まります。
そのため、こまめなシーリング材の補修や定期点検が必要となります。
③衝撃には弱くもろい
ALC外壁は、耐久性も高く、地震などの全体的な揺れに対しては強いですが、物がぶつかるなどの一点型の衝撃には弱く、破損しやすい建材でもあります。
④価格が高い
ALC外壁は他の外壁材より少し価格が高いです。
理由は、JIS規格に基づいた品質レベルと総合的な機能性が認められているからです。
また、このJIS規格は、日本でたった3社しか認証されていません。しかも、規格認証を取得した企業でないと生産することもできません。特別な建材であることがわかります。
ALC外壁は耐久性が高く、経年劣化しにくい特徴がありますが、「水に弱い」です。
点検を怠ると、建物の内部まで劣化が進むだけでなく、修復にも多額の費用がかかる可能性があります。
こまめな点検を定期的に行い、その都度、補修しながら建物自体の価値を維持させるとよいでしょう。
屋根・外壁で気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください♪
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プロタイムズ宇土富合店(株)川本塗装
熊本県熊本市南区富合町志々水85-1
TEL 096-288-2371
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